ヘナにオイルを混ぜて染めると質感がよくなると聞きました。
これは本当なのでしょうか?
結論から言えば個人的な見解はヘナにオイルを混ぜることは推奨しておりません。
確かにオイルを混ぜてヘナ染めをしているお店もあります。正式に推奨しているメーカーもあるでしょう。
ただし総合的に考えてオイルをあえて混ぜることは有効ではないと判断しております。
なぜヘナにオイルを混ぜる?
ヘナで髪を染めた場合に『ヘナショック』という一時的に髪の油分が過度に吸い取られてしまう現象が起こります。
これにより染める前と比較して髪の手触りがゴワゴワになり扱いにくくなってしまいます。
それを解消するために事前にヘナにオイルを混ぜて油分を補っておくことでヘナショックを予防しようという考えが生まれました。
ただしオイルを混ぜたところでヘナショックは起こります。対策としてはヘナ後に油分を補う方が効果的だと考えています。
ヘナにオイルを混ぜることで痒くなる原因にも?
ヘナのメリットの1つに無駄な添加物を使用していないというものがあります。
染める際には粉末のヘナとお湯のみというシンプルな設計です。これにより髪や頭皮への負担を最小限に抑えることができます。
そんなヘナに自ら余計なものを添加してしまうことはお勧めができません。
万が一に体質がオイルの成分を受け付けなかった場合に痒みなどの症状を引き起こすことも考えられます。
またオイルを添加したヘナで異常があった時にヘナによるものなのか、添加物によるものなのかの判断ができないことも理由の1つです。
天然のヘナはそのままに使用し、質感の調節は別で行う方がリスクを抑えて染めることができます。
ヘナにオイルを添加するなら天然のものを選んで
ヘナにオイルを添加することで質感の向上を狙いたいという方は天然のオイルを使用することをお勧めします。
間違えても添加物の多いオイルや髪用の洗い流さないタイプのトリートメントなどは使用しないように気をつけてください。
数がありすぎてどれを使用すればいいのかわからないという方はインカオイルのホホバオイルを使用してください。
ヘナにオイルを混ぜて質感を向上はアリ? まとめ
- ヘナにオイルを混ぜることで質感を上げることができる
- ただしオイルが原因でかゆいなどの症状を引き起こすことも?
- ヘナの質感を上げるならヘナ後にトリートメントがベスト
個人的な意見で言えばオイルを混ぜることは推奨しません。
オイルを添加してヘナを取り入れているお店があることも確かです。そしてオイルを添加することで質感も上がります。
その辺りは人それぞれの判断になるので自分にあった染め方を取り入れていればいいと思います。
自分にあったベストなヘナの選択ができるといいですね。