ヘナで染めたらかぶれてしまいました。
これからどのように髪を染めていけばいいですか?
安心・安全な白髪染めと言われるヘナですが誰が使用しても問題がないという訳ではありません。
食べる事ができる小麦粉や乳製品などが原因でアレルギー反応を起こす方が入るようにヘナでもかぶれを引き起こす可能性は0ではありません。
まずはどのような状態でかぶれが引き起こったのかを確認して今後の対策を考えていきましょう。
なぜヘナでかぶれたのか?
ヘナでかぶれる原因は1つだけではありません。
なぜヘナでかぶれてしまったのか原因を突き止めることから初めてみましょう。
考えられる原因は以下の3つです。
- ヘナにジアミンが配合されていた
- インディゴにかぶれた
- ヘナにかぶれた
1つずつ解説をしていきます。
化学染料を含むジアミンヘナによるかぶれ
ヘナといえば天然のヘアカラーとイメージされますが中にはジアミンという化学成分を含むヘナも存在します。
1度で白髪を黒く染める事ができるものはジアミンが配合されている可能性が高くあります。
この場合はジアミン入りのヘナをやめて天然のヘナに切り替える事で解決する事ができます。
ジアミン入りのヘナは美容院で取り扱われている事が多いので注意をしてください。
ヘナと一緒に使われる事の多い『インディゴ』によるかぶれ
インディゴにはアレルギーを引き起こす可能性があります。
アレルギーは1度引き起こすと継続して使用する事ができないのでインディゴ単体はもちろんインディゴとヘナが混ざったものも使用を控えるようにしましょう。
インディゴアレルギーがあってもヘナ単体は使用する事ができます。
アレルギー反応は繰り返すごとに悪化するので注意してください。
ヘナ自体によるかぶれ
天然ヘナを使用していてかぶれてしまう場合はヘナとの相性が良くないという事が考えらえます。
いかに天然のヘナであっても誰にでも使用できるというわけではありません。
ごくわずかではありますが体質的に適応しない事もあります。
ヘナが使用できない場合にはアルカリカラーなどを検討しましょう。
ジアミンの成分にアレルギーがない場合にはジアミン入りのヘナも使用する事ができます。
ヘナ同様に体への負担が少ないものを選びたい場合はカラートリートメントやノンジアミンカラーなどを検討してみてください。
ヘナでかぶれないようにするための予防的取り組み
ヘナのかぶれやインディゴのアレルギーは症状が発生してからの改善はできません。
1度発症すれば以後使わないという選択しかできません。
そうならないためにも予防が必ず必要になります。
- 短期間で染める事を見直して2週間〜1ヶ月は期間をあける
- 不要な長時間放置はやめて1時間程度の放置時間に留める
ヘナと長く付き合っていくためにも異常の出ていない今のうちからできることに取り組みましょう。
ヘナでかぶれの症状が現れたらどうする?これからのカラーを考える まとめ
- まずは何が原因でかぶれているのかを把握しましょう
- 原因の成分を取り除いてできるヘアカラーを把握しましょう
- ヘナと長く付き合っていくためにも無理のない施術を行いましょう
ヘアカラーと関わる以上は何かしらのリスクがあるという事を忘れてはいけません。
アルカリカラーと比較すれば低リスクではありますが、それはヘナも例外ではないという事を忘れないようにしましょう。