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ご自宅でヘナ染めと上手く付き合うための美容室でのメンテナンスハナヘナ

こんにちは。

齋藤です。

今回のお客様は以前からご自宅でヘナをやられているお客様です。

まず、施術前にお話をお伺いさせていただきました。

・ご自宅で染められているということですが、今回はなぜ美容室で染めようと思われましたか?

→中までうまく染まってない気がする。全体にムラっぽくなっているのも気になる

・ヘナを始められたきっかけは何ですか?

→友人がヘナをやっていたこと。その方の髪の毛がとても綺麗だったこと。

・その他お悩みはありますか?

→髪色を自然な色にしたい

施術前の状態

何度かご自宅でカラーされているということもあり、根元と毛先のカラーに色の差ができてきてしまっています。

ヘナは、粘度の調整でだいぶ塗りやすさなどが変わってくるのですが緩かったりすると

・根元部分の塗布量不足により(塗布ムラという場合もありますが)白髪が染まりきらない

・毛先部分を塗る時に薬剤がカスカスになって髪の毛一本一本に薬剤が行き渡らず染まりきらない。すると、ハナヘナの特徴であるトリートメント効果もパワーが半減してしまっているかもしれません。

このような事が原因でご自宅で行う際の全体のカラームラが起こってしまっている可能性があります。

ハナヘナを使ってメンテナンス

ハナヘナはオレンジとインディゴの二色の薬剤をお客様の髪質、髪色に合わせて調合していきます。

今回は全体のムラを無くし、均一な地毛に近い髪色を再現していきます。

アルカリカラーで行う場合地毛部分とすでにカラーを行なっている部分の薬剤を変えて行う事が多いのですが、今回のお客様の施術前の状態と希望の髪色をお伺いしたところ自然な地毛のお色にしたいとおっしゃっていました。

ハナヘナは、髪の毛を明るくする力はありません。

今回はそのハナヘナの特性を生かして根元から毛先まで同じ薬剤を使って行なっていきます。

そのような事をしたらまた更にな元と毛先の色の差が埋まらなさそうですよね?

黒い画用紙の上に茶色のクレヨンで絵を描くとそのまま真っ黒というよりほんのり茶色がかったかな?という印象になると思いますがそういったイメージで地毛の黒い部分は染まります。逆白髪部分は白い画用紙に茶色のクレヨンで描いたようなイメージで白髪部分は染まります。

それに対して、地毛部分には茶色の画用紙に茶色のクレヨンで描くとより茶色が濃くなりますよね?そのようなイメージで染めていきます。

しかし!このさじ加減を見極めるのは意外と難しいのです!1g単位で粉を調合し・・・

インディゴ:ナチュラル=6:4で染めていきます!

この割合は、ハナヘナのイメージでも多く持たれているオレンジに染まることはなく自然なブラウンに染まるとっても優れた割合だなーと私自身感じています。

ですので、オレンジに染まると思っていらっしゃる方はぜひ試していただきたいお色です。

ハナヘナを使った仕上がり

一色で染めたとは思えないほど、根元から毛先までのムラが治り綺麗なお色に染まり上がりました。

また、今回ハナヘナの粘度にも細かな調整を行い毛先までしっかり密着するようにハナヘナを塗布させていただきました。そうしたことで、毛先部分のまとまりもより良くなりパサつきでまとまりがなくなってしまっていたヘアスタイルも蘇りました。

ハナヘナをご自宅と上手に付き合う方法

・美容室でのメンテナンスを行うことで常に綺麗な状態を保てます!

オススメは月一で染められる方なら

美容室→自宅→自宅→美容室

といったサイクルがオススメです。