ヘナで白髪を染めたいけれど時間がかかることが悩みです。
何か時間短縮をできる方法はありますか?
ヘナで染める時間を短縮したいのであればヘナを『熟成』させることがベストです。
実際にTorarで染める際は毎回熟成させたヘナで染めています。この一手間をかけることで白髪を15〜20分程度で染めることができています。
この記事では熟成ヘナの特性と作り方について解説をしていきます。
ヘナで時間短縮するには熟成ヘナ
熟成ヘナとはヘナを作ってから数時間から1日ほど寝かせた状態のことを言います。
ヘナの色素が水分の中に溶け出すまでが時間がかかり染まるまでに置く時間を長くしないといけません。
そこで既に混ぜた状態で寝かせると色素がしっかりと溶け出してくれて数時間放置することと同様の染まりの効果を発揮してくれるようになります。
また熟成ヘナは特有の軋み加減ヘ(ナショック)も緩和することができます。
お店で使用する際は数時間の放置時間は現実的ではないので熟成ヘナを使用することで効率的に髪を染めるようにしております。
熟成ヘナを作る際の注意点
熟成ヘナは以下の手順で作っていきます。
- ヘナとお湯を1:3.5〜1:4くらいの割合を目安に混ぜる(時間を置くことで緩くなるので多少硬めでOK)
- しっかりと混ぜ合わせて置く(混ざりが甘くダマダマな状態だとうまく熟成ができない)
- ラップをかけて乾燥を防ぐ
- 塗る前は冷たくなっているので湯煎などをして温めてから使用する
作り方は簡単です。この一手間で時間短縮ができるのでやらないに越したことはありません。
梅雨時期など湿度の多い時期は1日以上置くことでカビが発生するので注意しましょう。
インディゴは熟成できないので注意が必要
1つ気を付けて欲しいことはインディゴに関しては熟成させることができないと言うことです。
インディゴは混ぜたてホヤホヤの状態が一番染まりがいいと言われています。
反対に時間が経ってしまうと発色をせずに染まりが薄くなってしまいます。
インディゴを使用する際は混ぜてからできるだけ早いタイミングで塗るように心がけましょう。
インディゴを含むブラウンなども同じ
ヘナとインディゴを混ぜ合わせてブラウンとして販売しているブランドもありますが少量でもインディゴが含まれていれば熟成は効果的ではありません。
混ぜたての状態で塗ることで効果を高く発揮してくれるのでできるだけ早く塗るように心がけましょう。
ヘナで白髪を染める際に『時間短縮』を考えるなら熟成ヘナがを使おう まとめ
- ヘナを混ぜ合わせた状態で寝かせることを熟成ヘナという
- 熟成させることで短時間で染めることができてきしみも抑えられる
- インディゴは熟成できない
ヘナを熟成させることで効果を早送りで得ることができます。
待ち時間にストレスを感じる方や早く染める方法を探していた方は是非試してみてください。