- 白髪は少ないけど将来のことを考えてヘナに切り替えたい
- 数本ある白髪をヘナで染めることは有効?
- 何か注意するべきことはある?
早い段階からヘナに切り替えることはとてもいい選択だと思います。
若いうちからアルカリカラーをヘナに置き換えることで様々なリスクから身を守ることができます。
その反面でヘナではできないことも多いので我慢が必要となる点があることも事実です。
この記事では白髪の少ない方がヘナを行う際に考えられる注意点を解説していきます。
数本のちらほら白髪にヘナは有効?
結論から言えば数本の白髪であってもヘナで染めることができ、頭皮の健康な状態を維持することからも効果を発揮してくれるということが言えます。
アルカリカラーを長く使用していると次のような状態を引き起こします。
- 抜け毛や白髪の増加
- 頭皮の機能低下により刺激を受けやすくなる
- 髪のダメージ
これらは40代後半頃から感じるようになり多くの方は加齢による現象だと思い込んでいますが、実際にはアルカリカラーも大きく関係していると考えられます。
早い段階からヘナに切り替えることでこれらのリスクを抑えることができ年齢を重ねた時も健康な頭皮と髪を維持することができます。
数本のちらほら白髪にヘナを使用する際に考えられる注意点
まだ全体に目立つほどはなく数本の白髪である場合はヘナを使用する上で行くつくの点に気をつけなければいけません。
- 白髪が染まっても黒髪を明るくすることができない
- 色が限定的になる
- 長期的に使用することによるインディゴアレルギーのリスク
ヘナに切り替えることで頭皮や髪の健康を手に入れることができますが自由を失うということも思えておいて欲しいことです。
白髪が染まっても黒髪を明るくすることができない
ヘナで染めることで数本の白髪を染めることはできます。しかし大半を占める黒髪を明るく染めることはできません。
もともとアルカリカラーを使用されていない方の場合で白髪のみを染めたいという方は問題ございませんが、すでにアルカリカラーを使用されている方の場合はしばらくは色の差がわかりやすくなってしまいます。
デザイン的な要素を楽しみたい方はのちに解説するアルカリカラーとの併用も検討してみてください。
色が限定的になる
ヘナで染めた場合は仕上がりの色はかなり限定的になります。
アルカリカラー(ジアミン)のようにカラフルな色から選ぶことなできずに基本的にはオレンジかブラウンのみとなります。
長期的に使用することによるインディゴアレルギーのリスク
ヘナといっても100%安全というわけではありません。
合わせて使用して行く『インディゴ』は長期的に使用することでアレルギーを発生するリスクもあります。
若いうちからヘナ染めを始める方は染め方も考えて将来に向けたリスクコントロールも必要です。
Torarでは30%以下の白髪の割合の方にはヘナ単品での白髪染めを推奨しております。
数本のちらほら白髪にはヘナとアルカリカラーの併用もあり
将来のことを考えてヘナを取り入れたいけれど、アルカリカラーのデザインや明るさも諦めたくないという方は併用して行くことも可能です。
例えば1ヶ月に1度のタイミングで白髪染めを行う方の場合は次のようなプランニングを立てることができます。
ヘナを使用する以前
『アルカリカラー』→『アルカリカラー』→『アルカリカラー』→『アルカリカラー』
プランA
『ヘナ』→『アルカリカラー』→『ヘナ』→『アルカリカラー』
プランB
『ヘナ』→『ヘナ』→『アルカリカラー』→『ヘナ』→『ヘナ』→『アルカリカラー』
毎月アルカリカラーを使用していた場合には年間で12回の接触をしていました。
10年続ければ120回、20年続ければ240回となる計算です。20年ほど続けた時には頭皮は大きなダメージを受けているでしょう。
それをプランAに切り替えれば年間6回、20年では120回となります。
プランBの場合は年間で4回、20年で考えれば80回にまで抑えることができます。
ヘナに完全移行せずとも併用して使用するだけで髪と頭皮のダメージの節約をすることも可能になります。
『数本のちらほら白髪にヘナは有効?』少ない白髪に使用する注意点 まとめ
- 少ない白髪もヘナで染めることができ、将来の健康のためには有効
- ただし黒髪へのアプローチができずにデザインを楽しむことはできない
- アルカリカラーと併用して染めることもできる
100%ヘナで染めることに越したことはありません。
しかしそれにストレスを感じるようであればデザインを楽しみながらヘナの良さも感じることができる方法を選択することも大いにアリだと思います。
長期的なヘナとの付き合い方に悩む方は是非ご相談ください。