- 髪の毛を明るくしたい
- アルカリカラーの白髪染めに戻したい
- ヘナにかぶれてしまった
様々な理由からヘナをやめたいという方もいらっしゃいます。
この記事ではヘナを正しく止める方法と注意するべきポイントについて解説をしていきます。
無理やりアルカリカラーに移行したりブリーチなどを使用して明るくするとダメージや色ムラなど失敗の原因となります。
ヘナをやめる際は焦らずに長期的に補正をしていきましょう。
ヘナをやめる前に確認して置くべきこと
ヘナで染めていたけれど様々な理由からやめたくなる場合もあります。
そんな時にまず1番始めに把握しておくべきことはどのくらいの期間にどのくらいのペースでヘナを行なっていたのかということです。
例えば以下のような3つのパターンでは取るべき行動が全く異なります。
- 自宅でヘナのみを使用して月に1度のペースで白髪を染めていた
- 美容院でヘナとインディゴを活用した2度染めで月に1度のペースで白髪を染めていた
- 自宅でヘナとインディゴが混ざったもので1週間に1度のペースで染めていた
このような場合下にいくほどに明るくすることが難しくなります。
仮に3番のケースではいきなり明るくする薬剤を使用してしまうと大きなムラの状態になります。
ヘナとどのように付き合ってきたのかを整理してどのように明るくしていくかを長期的に考えるようにしていきましょう。
ヘナをスムーズにやめる事ができる3つのプロセス
スムーズにヘナをやめるためにも現状に合わせた改善方法でヘナをやめていくようにしていきましょう。
ヘナをやめるためのプロセスは次の3つです。
- ヘナの色素を薄くしていく
- アルカリカラーで徐々に明るくしていく
- アルカリカラーで色の補正をしていく
先ほど解説したヘナの使用履歴を参考にどこのプロセスから始めるべきか照らし合わせてみてください。
ヘナの色素を薄くしていく
まずは暗くなっている色を徐々に薄くしていきます。
具体的にはヘナを使用して徐々にインディゴが抜けていくのを待つことです。
深く染まっているインディゴは例えブリーチ剤を使用しても抜けることはありません。
例え明るくできたとしても緑色に見えてしまい大きなダメージと色ムラが発生します。
まずはインディゴを最低限の使用で染めながら色素が自然に抜けるのを待ちましょう。
アルカリカラーで徐々に明るくしていく
毛先の色が黒っぽい状態からダークブラウンくらいになってきたタイミングでアルカリカラーに切り替えましょう。
おしゃれ染めの明るい色を使用して徐々にヘナの色素を明るくしていきます。
数回繰り返すことで徐々に明るさを取り戻すことができます。
ここでも1度のブリーチを使用するのではなくアルカリカラーを徐々に重ねていくことが有効です。
アルカリカラーで色の補正をしていく
希望する明るさに近くなってきたら色の補正を行なっていきましょう。
ヘナで染めていた方は強いオレンジ色に、インディゴを併用していた方は赤茶色に染まっていると思います。
このタイミングで自分が希望する色に仕上げることは失敗のリスクが高くなります。
まずは補色の関係を使ってオレンジ色の色素を薄めていきナチュラルな茶色のベースを作るようにしていきましょう。
自然なブラウンになったタイミングで好きな色を重ねていけば理想としている髪色を作ることができます。
『ヘナをやめたい!』辞めるまでに準備するべき3つプロセス まとめ
- ヘナはすぐにやめることはできない
- 今までの履歴と現状の髪色からどのように明るくしていくのか計画を立てる
- 適切なプロセスを踏んで徐々に明るくし、その後色の補正をしていく
繰り返しますが短期間でヘナをやめることにはリスクが伴います。
現状の髪色とヘナの履歴を確認した上で適切なプロセスを踏んで明るくしていく事をおすすめします。
自分で明るくしようとすると失敗のリスクが高くなってしまうのでできればプロにお願いする事をおすすめします。